受験専門の心療内科【本郷赤門前クリニック】合格を勝ち取る勉強法&メンタル管理

最新の脳医学とメンタル医学を応用した受験必勝法を吉田たかよし院長が徹底解説!

【受験専門の心療内科】勉強のストレスはラインマーカーの引き方で診断できる

受験ストレスはラインマーカーの引き方で診断できる【心療内科】

 

 

 

受験の心療内科

 

受験ストレスで落ちる人は教科書の使い方でわかる!【心療内科

 

受験専門の心療内科【本郷赤門前クリニック】 吉田たかよし

 
脳に受験ストレスを溜め込んでしまうと、本当は地頭がよくても、模擬テストの成績は伸びにくく、結局、入試には失敗してしまうことが多いです。
 
こうした残念な受験にならないよう、受験生はメンタルの状態を自分自身でよく知っておき、上手にコントロールしながら受験勉強を進める必要があります。
 
 
そのために、ぜひ、チェックしていただきたいのは、教科書や参考書に、蛍光ペンで、どのようにラインマーカーを引いているのかということです。
 
その特徴を見れば、受験ストレスが脳にどのような影響を与えているのか、ある程度は読み取ることができるんです。
 
 
受験生を専門に診療している心療内科医の経験と専門知識をもとに、教科書のラインマーカーの引き方から、具体的に、何がどう読み取れるのか、わかりやすく解説しましょう。

 

受験生専門の心療内科 本郷赤門前クリニック 院長 吉田たかよし

 

受験ストレスの診断に役立つ教科書に引かれたラインマーカー


「受験うつ」や、イライラの暴走など、受験ストレスの症状が見られた場合、私のクリニックでは、教科書など勉強道具を持参してもらって診断に役立てています。

 
もちろん、「受験に特化した光トポグラフィー検査」など、専門の脳医学に基づいた検査が何よりも重要で、精密な情報を与えてくれます。
 
ただ、検査だけに頼って診断を下すのではなく、受験勉強の日常からも脳の状態を汲み取って、立体的に受験生の脳を把握するというのが私の方針です。



教科書などを拝見すると、多くの受験生が、蛍光ペンなどを使って、重要な部分にラインマーカーを入れていますね。

これは、受験ストレスのタイプを見極めるのに、大きな参考材料になるのです。

実際、重度の受験ストレスに苦しんでいる方の場合、参考書を拝見して、ラインマーカーがバランスよく引かれているということは、まず、ありません。

 

 

メランコリー親和型うつ」のラインマーカーの特徴とは?」

 

メランコリー親和型うつ」というタイプの「受験うつ」に陥っている場合、ラインマーカーの引き方が、すごく形式的になります。

重要でないところは、引くべきではない頭では分かっているのに、引かないという決断ができなくなるからです。

一方、重要な部分は引かなければならないのですが、その決断も、なかなかできなくなります。

その結果、ひたすらラインマーカーが引かれているページと、まったく引かれていないページが、まだら模様になっているケースもあるのです。
 
 
あるいは、教科書で、もともと太字になっていたところだけマーカーを引くというのも、このタイプのメンタル状態だと、よくあるパターンです。
 
これでは何の判断も加えられておらず、小さい子供がやる塗り絵と全く同じで、ただ受動的に手を動かしているだけです。
 
もちろん、ラインマーカーを引く作業は勉強にはほとんど役に立ちません。
 

 

焦燥感が高い脳が引くラインマーカーの特徴は?

 

一方、神経が過敏になりすぎて、焦燥感が募り、イライラが爆発してしまう受験生も多いのですが、この場合も、ラインマーカーの引き方に何らかの変調が表れます。

多いのは、ピンク・オレンジ・イエローと、強烈な色が並び、教科書全体が、サイケデリックな芸術作品みたいになっているケースです。
 

この場合には、バランスがとれた判断を下すことが出来にくい脳の状態になっており、試験を受けると本人はすごくできていると思い込んでいるのに、実際にはあまり点数が取れていないという場合がとても多いのです。
 
さらに、「受験うつ」に併発する形で、慢性頭痛に悩まされている人もけっこういます。
 
 

 

ラインマーカーを引きすぎる脳は危険な徴候!

 

また、教科書に書かれているすべての文字にラインマーカーが引かれているケースもあります。
 
これだと、ラインマーカーのために目がチカチカするだけで、大事なところを引き立たせるという本来のラインマーカーの持つ効果が全くないというケースも少なくありません。 
 
この場合は、詳しく検査を行うと、強迫性障害に近い状態になっていることが多いのです。
 

また、強迫観念が強くなると、ラインマーカーは印刷されたものかと思うぐらい、ものすごく精密な正確さで引かれているケースも多いです。
 
この場合は、柔軟な判断や発想ができないので、試験の時に時間不足になってしまう人が多くいます。
 

 

ラインマーカーの偏りは脳の偏りを表す!

 

ラインマーカーの引き方に偏りがあることにご自分で気付くことができれば、そこから受験ストレスの問題を知ることができます。

ぜひ、お友達の教科書と見比べみてください。

また、去年や一昨年に使っていた参考書と、現在、使っている参考書を比べてみるのも効果的です。

ストレスの変化が、ラインマーカーの引き方に表れている場合が多いからです。
 
 
ただし、もちろん、受験ストレスがすべての受験生でラインマーカーに現れるというわけではありません。
 
合格を勝ち取るには、ご自分のメンタルの状態をよく知っておく必要があります。
 
ぜひ、以下の受験ストレスのセルフチェックも、必ず一度は行ってください。
 
セルフチェックは、3分くらいでできます。
 

 
 

 

 
 
 

 このページの要点は? 

 受験生の「コロナうつ」にも対応!

 

 受験生に急増している「悪性ストレス」を見落とすと、勉強するほど逆に成績は低下してしまうという危険な症状が現れます!

 

 このページに掲載している「受験ストレス・セルフチェック」で、現在の症状を分析しましょう!

 

 チェック項目の中で該当する項目の数により、重症度が判定できるようになっています! 

 

 合格の方程式を解説します! ⇒ 「メンタル面の安定」+「脳機能のアップ」=合格!

 

 あなたの重症度や脳のタイプにピッタリ合った、受験ストレスの早期解決、早期合格の方法を解説します!

 

 
 

受験ストレスの症状は、脳が発するSOSサインです。

決して見逃してはいけません。

 

放置していたら、いくら勉強しても成績を上げるのは困難です。

それどころか、「受験うつ」に陥っている場合は、勉強をすればするほど、逆に成績は下がってしまうという危険な症状が現れてくるのです。

 

特に、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、いわゆる「コロナうつ」が「受験うつ」と化学反応を起こし、より深刻な症状が広がる傾向にあります。

受験生の脳や心で、何が起こっているのか、正しく理解し、早期に適切な対処を施すことが、症状の改善と志望校への合格のために不可欠です。

 



ただし、ストレスに対して、多くの方が誤解していることがあります。

多くの方は、脳にとってストレスが、すべて悪いものだと思われているようですが、それは間違いです。

集中力や記憶力など、脳機能を高めてくれるストレスもあります。

 

大切なのは、合格に導いてくれる「良性のストレス」と、「受験うつ」の徴候である「悪性のストレス」を見極めることです。

これについて、誰でも簡単に自己分析できる問診票を掲載しました。

 

それが、「受験ストレス・セルフチェックシート」です。

(Self-Rating-Questionnaire for Exam Depression)

受験生の方は、必ず、定期的にセルフチェックしてください。(以下に掲載)

これは、受験生の「コロナうつ」にも対応しています。

 

症状の解説や対処法についても解説記事を掲載していますので、該当する項目があれば、クリックしてください。

 

 
 


「ストレスは良くないものだが、受験生なのだから仕方がない・・・」

あなたは、そう思っていませんか?

 

これは、2つの意味で間違っています

 

「受験ストレス」の中には、むしろ合格に結びつく良性のストレスもあるのです。

 

その一方で、記憶の中枢である海馬に重大なダメージを与えることで、深刻な得点能力の低下につながる危険な悪性のストレスも少なくありません

 

この場合は、脳機能医学に基づく緊急の対処が必要です。

手遅れになると、脳に取り返しのつかない機能低下をもたらしてしまうからです。

 

 

「受験ストレス」を甘く見ず、まずは、危険なストレスが生み出す症状に気づくことが、合格への第一歩です。

 

以下に掲載している受験ストレス・セルフチェックシートで、現在の状態を確認して下さい

こちらの項目は、すべて、不合格になる「悪性のストレス」を示唆する症状です。

 

その上で、症状に合わせて、受験勉強の方法を脳機能の現状にあった形で、ただちに改善しなければなりません。

 
 


東邦大学抑うつ尺度(SRQ-D:Self-Rating-Questionnaire for Depressionをもとに、受験生の実情に合わせて日本メンタルヘルス研究センター(受験うつエグゼブティブフェロー 吉田たかよし)が改訂しました。

 

いずれの項目も、合格のためには医学的な対処が必要です。

放置しておくと、その分だけ、不合格になるリスクが高まります。

 

また、「受験うつ」に陥っている危険性も懸念され、この場合は、受験ストレスを緩和し合格を勝ち取るためには、磁気刺激治療などの医療的な専門の措置が必要となります。

 

まずは、受験に特化した光トポグラフィー検査など、受験に必要な脳機能に関する専門の検査をお受けになることをおすすめします。

受験生の脳内の各領域で受験ストレスがどのような影響を与えているのかを科学的に明確にするだけで、受験勉強の方法を見直すこともできます。

また、「コロナうつ」についても、この検査をお受けになることをおすすめします。

 


【チェック項目】(全18項目あります)

Self-Rating-Questionnaire for Exam Depression


勉強していると、身体がだるくなる。⇒【解説】

②首筋や肩がこって仕方がない。

③頭痛がする。

④息がつまって胸苦しいことがある。

⑤喉の奥に何かがつまっている気がする。

 

続きを読む ⇒ (本郷赤門前クリニックのホームページ)

 

 

www.akamon-clinic.com