純粋に脳医学的な問題であり、それが日常生活や学業へ悪影響を及ぼしているのです。
また、もう一つ、受験生の間で増加している脳の不調も頭に入れておいていただきたいです。
それは、勉強中の倦怠感だけが現れる「新型の受験うつ(Novel Form of Exam-Related Depression)」です。
気分の落ち込みや憂鬱な感覚といった、うつ病の中心を形成する症状がとても軽く、勉強中の倦怠感だけが激しく生じるものです。
この場合は、親から見ると、限りなくサボっているように見えてしまうので、見過ごされることがさらに多くなってしまいます。
こちらにも注意が必要です。
まずは「セルフチェック8項目」で自己診断を!
ただし、勉強中にダルさを感じる場合、もちろん、単なる気の緩みや、サボりたい気持ちの表れに過ぎないということも、よくあることです。
大事なのは、しっかりと見分けるということです。
そこで、クリニックのホームページ「入試に落ちる危険な倦怠感」のページでは、経験している倦怠感が単なる気の緩みなのか、それとも脳の不調に関連しているのかを見極めるための、セルフチェック8項目を掲載しました。
昨日、アップしたばかりの出来立てホヤホヤです。
「慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)」と「新型の受験うつ(Novel Form of Exam-Related Depression)」についても、詳しく解説しています。
ぜひ、ご一読ください。
セルフチェック8項目
✓ 「セルフチェック8項目」を掲載しています。勉強中の倦怠感(ダルさ)が単なる気の緩みなのか、それとも脳の不調なのか見極められます。
✓ 倦怠感の原因が「慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)」である場合は、放置していると重度の疲労感のため、受験勉強どころか試験会場にさえ行けなくなることもあります。
✓ 勉強中の倦怠感だけが症状として現れる「新型の受験うつ(Novel Form of Exam-Related Depression)」が増加しており、こちらも注意が必要です。
✓ 最新の医学研究をもとに、早期に倦怠感を解消し、志望校への合格を勝ち取るための方法を解説します。
倦怠感(ダルさ)に隠れている脳の怖い症状!
慢性疲労症候群(Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome, ME/CFS)は、長期間にわたって持続する極度の疲労感や倦怠感を特徴とする疾患です。
慢性疲労症候群の疲労感は非常に強く、休息や睡眠によっても改善されず、身体活動や認知的な活動によって悪化することがあります。
https://www.akamon-clinic.com/入試に落ちる危険な倦怠感/