【受験専門の心療内科】試験のケアレスミスが減る脳医学を応用した方法とは?
ケアレスミスの対策は、飛行機事故の分析で発展!
ケアレスミスを防ぐための研究が最も進んだのは、飛行機事故の分析です。
入学試験や定期テストのケアレスミスも困りますが、飛行機の操縦や整備のケアレスミスの場合は事故に直結し、人の命が失われます。
だから、世界各国で研究予算が投入され、ケアレスミスの削減方法が発達したのです。
その研究成果は、病院での医療事故の対策にも用いられています。
私自身も、医者になりたての頃に研修を受けた経験があります。
精神力に頼らない方法で、科学的にケアレスミスを未然に防ぐ効果の大きさを実感させられました。
この理論を受験生の実態にあわせて方法論に落とし込めば、試験のケアレスミスの削減にも有力な手段となるわけです。
模試の自己採点のときに科学の目でケアレスミスを検証!
受験生は、模擬テストなど試験を受けたあとに、自己採点をしますよね。
もちろん、そのときに、ケアレスミスのチェックもしていただきたいのですが、ただ、「ケアレスミスをしちゃった!残念!」ですませてしまってはいけません。
次回、テストを受けたときに、その残念なケアレスミスを繰り返さないためには、脳科学に基づく適切なチェックポイントで検証する必要があるのです。
チェックポイントは10種類ほどありますが、その中で、誰でも簡単にチェックできるポイントを、一つ、ご紹介しておきましょう。
それは、テストの開始5分以内と、最後の5分にケアレスミスが起きやすいということです。
試験の開始直後5分間はケアレスミスを誘発する魔の時間帯!
開始直後は、脳がまだ、問題を解くということに慣れていないため、ケアレスミスが生じます。
スポーツの試合なら、体が十分に温まっていなくてミスをするといいますが、模擬テストも、いわば、脳が温まっていなくてミスするわけです。
つまり、試験の開始直後5分間は、「ケアレスミスを誘発する魔の時間帯」だというわけです。
ただし、試験開始直後のケアレスミスについては、個人差がとても大きいことが分かっています。
だから、模試が終わったら、必ず、ご自身にこうした傾向がないかをチェックしましょう。
そして、危険性が高いと判断したら、その受験生については、はじめの5分間だけ、少しスローペースで、つまり安全運転で問題を解くべきだということです。
脳の環境への適応能力で「魔の5分間」のケアレスミスが決まる!
脳医学の研究でわかってきた大事なポイントは、受験生全員が、開始直後の5分間にスローペースの安全運転で問題を解くべきだというわけではないということです。
人間の脳には、どれだけ新しい環境に適応しやすいか、脳の性質に個人差があります。
さらに、環境への適応力は、対人関係に反映されることも、メンタル医学の研究で解明されています。
結論だけ簡単にご紹介すると、新しい環境に適応する能力が低い人は、対人関係が苦手でストレスを感じやすい傾向があるのです。
人付き合いは、刻々と変わる話題や、相手の感情といった、いわば新しい環境に適応する連続なので、こういう研究結果がでることは、心療内科医として大いに頷けます。
大事なのは、こういうタイプの人が、初めの5分間にケアレスミスが出やすいということです。
逆に、対人関係が得意でストレスも感じにくい人は、無意識のうちに新しい環境に適応するのが得意なので、最初の5分間に特にケアレスミスが出るという傾向は出にくくなります。
5分間とはいえ、スローペースで問題を解くというのは、制限時間と勝負しなければいけない入試では、わずかとはいえ時間を損してしまいます。
自分のタイプをよく見極め、これまで受けた試験の結果も分析し、時間を損する以上のメリットがある人のみ、冒頭の5分間をスローペースで解くようにしましょう。
試験終了の直前の5分間は、ケアレスミスが起きる第2の魔の時間帯!
一方、試験終了前の5分は、慌ててしまうため、やはりケアレスミスが生じやすくなります。
こうしたミスをした経験のある人は、終了直前に「やっぱり、コッチのほうが正しそうだ・・・」などと、直感に頼って解答を変えるということは、やるべきではありません。
ただし、こちらについても個人差がありますので、解答を変えた方が有利になる人も少なくないのです。
試験終了前の5分間にケアレスミスをしやすいかどうかは、メンタル面のストレス耐性のキャパシティで決まります。
個人差が大きいということについては、試験開始直後の5分間と同じなのですが、格差をもたらす脳科学的な因子は全く異なるというのが、とても興味深いところです。
大事なのは、試験開始直後と試験終了直前のそれぞれについて、ご自分の傾向を知った上で、自分の脳の性質にぴったり合ったケアレスミス対策の方法を、できるだけ早く確立しておくということです。
試験のケアレスミスの半分はストレス耐性の限界がもたらす!
こうした試験開始直後と終了直前のケアレスミスについては、誰でも簡単にチェックできますが、それ以外のケアレスミスも脳医学に基づく何らかのロジックで生じます
特に、ストレス耐性の限界によって生み出されるケアレスミスは、とても多く、これだけで模擬テストのケアレスミスの半分ほどを占めます。
このように、試験の答案用紙を脳医学の面から分析することは、志望校への合格を勝ち取る上でとても有益です。
そこで、受験生の方には模擬テストの答案用紙を持ってきてもらって、私が脳科学とメンタル医学に基づいて、分析することにしています。
ぜひ、以下の解説もお読みください。
Assessment of Examination Scripts
✓ 模擬テストの答案用紙を最新の脳医学やメンタル医学の知見を用いて科学的に分析すると、受験生の脳が試験の最中にどのように働いているのか把握でき、それに合わせて対策を取ることで受験生の脳が持つ潜在能力を最大限に引き出すことが可能となります。
✓ ①答案の構成における異常、②文章における不自然な記述形式、③文字に現れる脳機能の状態など、5つの項目について模擬テストの答案用紙を脳医学の観点から分析をすると、試験を受けているときに受験生の脳がどのように働いているのか科学的に把握できます。
✓ 模擬テストでケアレスミスがどのような脳の機能の問題で生じたのかを分析し、脳のストレス耐性の限界など要因を明確化して予防策を実践すると、それだけで平均して70%のケアレスミスを削減することが可能です。
✓ 自宅で勉強しているときと、会場で試験を受けているときでは、脳内にある扁桃体や前頭前野を中心に脳の働き方が根本から異なっており、これに対する対策が不十分だと、学力は高いのに入試に落ちるという悲劇が起きます。
✓ 答案用紙を解析して得られた5つの項目のデータをもとに、AmosやSPSSといった解析ツールを用い、試験に特化した光トポグラフィー検査のデータと組み合わせて共分散構造分析にかければ、脳のそれぞれの機能を改善させる方法が浮き彫りになります。
模擬テストの答案用紙は、試験中の受験生の脳機能を診断する上で、宝の山だと言えます。
受験うつ・受験パニック・受験不眠・受験恐怖症・・・。
これらは、受験生に急増しているご病気ですが、こうした症状は例外なく模擬テストの答案用紙に現れます。
脳機能に何らかのトラブルを抱えると、単に成績が悪くなるだけでなく、回答の仕方にも、独特なクセが現れます。
それを丁寧に読み取っていくことで、受験生の脳機能に何が起こっているのかが分析できるのです。
これは、志望校への合格を勝ち取るために、脳のどの部分の問題を解決すべきなのか、どの脳機能を改善すべきなのか、とても役立つ情報を教えてくれます。
受験生の脳機能が試験の最中に、どのように働いているのか、直接計測できれば、合格を勝ち取る上で決定的に有利になります。
実際、これについては開発が進んでいます。
当院の院長が理事を務める人間情報学会では、受験生が試験を受けている真っ最中でも、生体情報を計測し続けることができる超小型の装置の開発に成功しました。
【受験専門の心療内科】英語の読解力低下の原因は脳の受験ストレス!
受験の心療内科
【受験生必見】英語の読解力の低下を招く脳の不調とは?
受験生も親御様も、受験ストレスによる脳の不調に気づくために、ぜひ、チェックしていただきたいことがあります。
それは、英語の読解力が低下していないかということです。
読解力を低下させる0.5秒の謎!
受験の不安や勉強による疲労によって受験ストレスが高まると、英単語を思い出すスピードが、0.2秒から0.5秒といった、ほんのわずかな時間ですが、より長くなることが分かっています。
これは、一つ一つは本人も気付かないほどの些細な変化にすぎません。
しかし、にもかかわらず、脳内では、それが積み重なる結果、読解力が大幅に低下してしまうという現象が起こることが、脳医学の研究で明らかになりました。
読解力低下の原因は受験ストレス!
英語の読解力に関する学力自体は、1ヶ月や2ヶ月といった短い期間では、劇的に変化することはありません。
コツをつかむことによって読解力が上がるということはありますが、特に読解力に関する学力そのものが劇的に下がるということは、脳の仕組みの上で起こり得ないことです。
急に読解力が低下した場合は、学力が原因ではなく、受験ストレスによる脳の不調が原因である危険性が極めて高いわけです。
読解力を回復させるには?
受験生の脳には、どうしてこのような変化が起きるのか?
どうすれば回復させることができるのか?
受験生を専門に診療している心療内科医としての経験を元に、わかりやすく解説します。
英語の読解力低下を招く脳の不調とは?
英単語は知っているのに、英語の総合問題の長文が頭に入ってこない・・・。
模擬試験などを受けたら、受験生はもちろん、親御様にも、そのようなことが起こっていないか、ぜひ、チェックしていただきたいです。
なぜなら、脳が受験ストレスにむしばまれている危険な兆候だからです。
同じ英語であっても文法問題では、勉強を怠ると学力がすぐに低下し、成績の急落を招くということは、よくあります。
しかし、読解力に関する学力については、その性質上、急に下がるということはめったに起こらないのです。
本当の原因は、受験ストレスによる脳の機能の低下の可能性が高く、これを放置しておくと、やがて他の能力も低下し、英語に限らず、数学も国語も、いずれ成績の低下をもたらします。
なぜ、英語の読解力が低下したのか、その理由を正しく理解し、脳の機能を復活させて、成績を回復させましょう。
読解力低下の元凶は「脳の想起力」
英語の読解力の低下をもたらしている直接の元凶となっているのが、脳の想起力という能力の低下です。
脳医学では、知っている記憶情報を思い出す能力を想起力といいます。
脳内でこの能力が低下している危険性が高いのです。
英語の文章を読み取るためには、もちろん、単語の意味を知らなければ、話にならなりません。
でも、意味を知っていれば、それで十分に読み取れるとはいえないというのは、受験生なら、どなたも実感しているはずです。
大事なのは、思い出すまでのスピード、つまり、想起力のスピードなのです。
傍線部の和訳はできても要旨はつかめない!
傍線部を訳せといった問題なら、単語の意味を思い出すのに、3秒くらいかかっても、十分にできます。
でも、これでは、長文読解には対応できません。
単語を思い出す、つまり、想起に時間がかかったら、単語を一つ一つ、日本語に訳さないと、意味が取れなくなってしまいます。
この現象が頻発すると、1行1行は訳せるのに、長文全体の意味が取れないという、受験生にお決まりの症状が現れるわけです。
英単語の意味を思い出す、つまり想起するのに、1秒以上かかると、もう、文章をスラスラ読むことはできません。
脳が想起力をしっかり発揮できるかどうかが、英語の長文を読み取るための運命の分かれ道だということが、脳科学の研究で明らかになってきたのです。
脳の前頭前野がストレスで機能不全に!
では、どうして受験生の脳では、想起力の低下が起こるのでしょうか?
脳医学の研究で、かなり詳細に原因が解明されています。
英単語のような言語の意味は、こめかみのところにある側頭葉という部分に長期記憶として保存されています。
それを、おでこのあたりにある前頭前野という部分が検索して情報を引き出すことで意味が思い出せる、つまり、想起できるわけです。
記憶の置き場所となっている側頭葉は、比較的ストレスに対して強い性質を持っており、ストレスで記憶が消えるということは、基本的にはありません。
これに対し、前頭前野はストレスに対してとても脆弱な性質を持っています。
そのため、ストレス耐性を超えた状態に置かれると、側頭葉の情報が消えたわけではないのに、前頭前野の想起力が低下するために、覚えたはずの知識を思い出せなくなるのです。
想起力の低下には、検査が合格への第一歩!
緊張して度忘れをする・・・、あるいは「受験うつ」になって、知っているはずの知識が思い出せなくなる…。
こういう症状が出るのは、この現象が起きているわけです。
さらに、その一歩手前の状態だと、思い出すことはできても、時間がかかるという状態になるわけです。
つまり、英語の読解力が急激に低下した場合、それは受験ストレスによって脳の機能が低下していることを教えてくれるSOSサインの可能性が高いということです。
実際、私の心療内科クリニックの「早期合格コース」で、受験のスランプに陥り、長文がちっとも理解できなくなったという受験生の脳機能を検査したら、こういうケースがすごく多いのです。
検査が怖いという受験生も少なくなりませんが、それは考え違いです。
もし、検査を受けて「受験うつ」など、何らかの異常が見つかれば、実はあなたは大ラッキーなのです。
だって、それを治せば、英語の成績が一気に上がって、合格に大きく近づくということです。
根本的に学力が劣っているより、はるかに明るい未来が見えてきます。
心当たりのある方は、必ず、以下の記事も読んでください。
受験勉強の脳機能を医学的に分析!
【このページの要点】
①最新の光トポグラフィー検査(Optical Topography)で、勉強中の脳機能を科学的に分析します!!
②安全な近赤外光(near infrared radiation)で大脳新皮質の血流変化を測定するので、まったく安全です!
③大うつ病性障害(MDD)・双極性障害(BP)・統合失調症(SZ)などの誤診を防ぐこともできます!
④勉強のヤル気がわかない、集中力が持続しない、記憶できないなど、脳が抱える問題点が明確になります!
受験ストレスの状態を脳のレベルで科学的に診断するため、決定的に重要だといえるのが「光トポグラフィー検査(Optical Topography)」です。
そこで弊院では、早期合格コースの受験生の方に、真っ先にこの検査を受けていただいています。
「光トポグラフィー検査」を行うと、受験勉強を阻む症状をもたらしているのは、脳がどのような問題点を抱えているからなのか、正確にアプローチができます。
これは、志望校への合格を勝ち取る上で、生命線とも言える、とても大切なことです
急に勉強のヤル気がわかなくなった・・・、
イライラが収まらなくなった・・・、
問題が解けなくなった・・・、
これらは、受験ストレスの典型的な症状ですが、実は脳の中で起こっている異変はさまざまなのです。
たとえば、勉強へのヤル気がわいてこなくなくなったとしても、受験生のかた、お一人お一人、原因は異なります。
ある人は、脳内にあるA10神経の活動が低下して、ヤル気が出なくなる…。
別の人は、背外側前頭前野という脳の別の部分の問題で、ヤル気が出なくなる…。
原因が異なるわけですから、適切な対策も異なるのが当然です。
受験勉強の効率をアップさせるには、まず、脳機能の状態を浮き彫りにさせることが必要なのです。
光トポグラフィー検査は、まったく安全な検査です!
光トポグラフィー検査は、波長が800~2500μmの近赤外光(near infrared radiation)という光を頭に当てて、脳の活動状態を検出します。
この波長の光は、血液中のヘモグロビンに吸収される性質を持っています。
ですから、脳の大脳新皮質のそれぞれのエリアが、その瞬間、どの程度、活動して血液中の酸素を使っているのが、数値化できるわけです。
ぜひ、知っておいていただきたいのは、近赤外光(near infrared radiation)が人体にとってまったく安全であり副作用もないことは、医学的に完全に証明されているということです。
入試の制限時間が足りないとき脳を超速化する方法!
✓ 「受験うつ(Exam Depressive Disorder)」とは、受験生が勉強のストレスなどで生じるうつ症状の総称です。2005年に当院院長の吉田たかよし医師が日本で初めて提唱し、「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(光文社新書)がベストセラーになったことなどで広く社会に浸透しました。
✓ 受験生の自覚症状として最も多いのは、集中力の低下です。勉強のストレスや不合格になるのではないかという不安によって、脳内で集中力を生み出す中枢が機能低下を起こすために生じます。
✓ 英語や国語の課題文が読み取れなくなるということも、「受験うつ」で頻発している症状です。脳内の扁桃体(Amygdala)が暴走すると、ワーキングメモリー(Working memory)の機能が悪化するため起こります。
✓ 「受験無気力症候群(Exam Apathy Syndrome)」を併発する方も多く、受験勉強を持続する能力が低下し、志望校への合格を阻む重大な原因になっています。
✓ 最新の脳科学とメンタル医学を総動員し、受験生のお一人お一人の脳の状態に最適な治療を行うことで、「受験うつ」が早期に軽快するだけでなく、脳機能がパワーアップするため、発病前より2ランク高い志望校に合格されるケースも少なくありません。
入試に落ちる「完璧思考」の脳の悪癖とは?心療内科医が勧める受験のメンタル対策!
完璧思考は入試に落ちる危険な徴候!
受験生の成功体験が落ちる元凶に!
でも、受験生の方が、完璧思考は受験に良いことだと誤解をしてしまうのには、理由があります。
受験ではなくて、定期テストの成績については、完璧主義だと、とことんまで学習を追求することで、成績アップにつながるという側面があるのは事実です。
だから、自分自身の経験を通して、完璧思考が良いことだと思い込んでしまうのです。
また、クラスメートの成績を見て、「完璧思考の〇〇君は、中間テストで良い点を取ったから、完璧思考が良いんだ・・・」などと考えてしまうわけです。
入試に落ちる「認知のゆがみ」とは?
でも、本番の入試は、脳に要求される条件が根本的に違います。
特に大事なのは、受験特有のプレッシャーとストレスのため、脳内で、精神医学では「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」と呼ばれる症状が生じ、それで試験の得点力が大幅に低下してしまうということです。
認知のゆがみとは、自分が置かれている状況を客観的に冷静に受け止めるということができなくなり、偏ったものの見方考え方になってしまうという現象です。
もともと完璧思考の人が、ストレスによって認知のゆがみを起こすと、完璧思考が極端な形で暴走してしまいます。
心配なのが、普段はさほどではなかったのに、本格的な受験勉強を始めると、完璧にできていないとイライラするようになった・・・という受験生!
こういう受験生は、とりわけ認知のゆがみで、本来は合格するはずの大学にも不合格になるという悲劇が起こる危険性が高いのです。
「認知のゆがみ」がもたらす症状!
英語の大問の2番は、あまりできていない・・・。
物理の波動だけは、勉強が不十分・・・。
睡眠も完璧な熟睡をしたいのに、夜中に目が覚めた・・・。
受験は、何かにつけて完璧にはいかないのが現実です。
でも、それにイライラしたり、すごく気になったり・・・。
これらは、「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」がもたらすメンタル面への悪影響です。
「認知のゆがみ」で試験の得点力が低下!
脳がこうした状態に陥ると、柔軟な思考力が低下し、特に応用問題の解答率が壊滅的に低下してしまうというデータが出ています。
また、バランス良く時間を使うこともできなくなり、制限時間内で解ききれなくなるという危険性が一気に高まります。
少しでも心当たりのある方は、私のクリニックのホームページのうち、「認知のゆがみ(受験ストレス)Cognitive distortion」のページをご参照ください。
その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。
まずは「認知のゆがみ」をセルフチェック!
そちらのページでは、たった3分で自分で診断できる「セルフチェックシート」を掲載しています。
こちらの項目でセルフチェックをしていただくのと同時に、その項目は、すべて落ちることにつながる危険な発想なんだということを学んでください。
メンタル医学の研究論文などを元に、受験生の方が認知のゆがみを抱えたときに、具体的にどういうことを考えてしまうのかをチェック項目にしています。
それを知るだけで、あなたの合格率は確実にアップします。
思い当たる方は必ず、ホームページを見てください!
認知のゆがみ(受験ストレス)Cognitive distortion読解力を低下させる受験うつ/