受験専門の心療内科【本郷赤門前クリニック】合格を勝ち取る勉強法&メンタル管理

最新の脳医学とメンタル医学を応用した受験必勝法を吉田たかよし院長が徹底解説!

合格する内申書は医者の診断書で決まる!医者だけが知る入試の実態!

入試に落ちる内申書は医者の診断書で決まる!

 

受験生専門の心療内科 本郷赤門前クリニック 院長 吉田たかよし

 

受験の心療内科

 

入試に落ちる内申書医者の診断書で決まる!

 

 

私は受験生を専門に診療している医師として、とても腹立たしく、とても残念に思っていることがあります。

 

それは、理不尽な内申書によって入試に落ちてしまう受験生が、少なからずいるということです。

 

 

内申書で落とされてしまったら、いくら勉強しても、受験生には、どうしようもありません。

 

しかも、落ちる原因となった内申書をよくよく分析すると、もとを正せば、医師が受験のことをまったく意識しないで書いた診断書の表現が、そっくりそのまま内申書の記載に化けてしまっているのです。

 

ですから逆に言えば、この段階で、親御様が医師と連携して診断書の表現をコントロールすることで、合格する内申書に仕上げることも可能だということです。

 

 

落ちる内申書にしないためには、具体的には、どのような点に注意が必要なのか?

 

受かる内申書を手に入れるには、主治医とはどのようなやり取りをすればいいのか?

 

受験生を専門に診療している心療内科医としての経験と専門知識をもとにわかりやすく解説します。

 

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ストレスが増える受験期に、突然うつ症状を発症する人が急増している。うつで人生を狂わさないために、受験生本人や家族ができることは何か。受験生専門外来のがストレス管理や効率の良い勉強法を解説する。

 

 

腹立たしい内申書のカラクリ!

 

浪人生の「受験うつ」の場合、私のクリニックで問診すると、入試に落ちたことをきっかけに「うつ症状」が悪化したというケースが多いです。
 
うつ症状をただ治すだけでなく、志望校の合格を手にするところまで脳医学の力で実現するのが私の方針なので、前回の入試に関して分析を行うことも大事な仕事です。
 
 
そこで、まず、脳の認知機能の検査データや模擬テストの結果などを元に、落ちた原因を分析するわけですが、最も腹立たしく感じるのが、内申書が入試の結果に悪影響を及ぼしているケースです。
 

 

医者の診断書が内申書に化ける仕組み!

 

うつ病などを発病して授業や定期テストを欠席すると、学校から「医者による診断書を提出してください」といわれます。

もちろん、受診した医者に依頼して診断書の作成料さえ支払ったら、すぐに書いてもらえるのですが、これが後々、受験にとって大きな落とし穴になります。


安易に提出した診断書をもとに、そのまま、内申書の記載に化けてしまうことがよくあります。

学校側としては、長期の欠席があれば、内申書には理由を書かないわけにいきません。

そこで、学校の先生は、医者の診断書を丸写しするということになる場合が、現実にはとても多いのが実態です。

 

落ちる診断書を書く医者の無自覚!


でも、診断書を書く医者は、在籍する学校に出すということしか、頭にありません。

正直に言いますが、私自身も受験生を専門に診療するようになるまで、こうした問題点につながることは気づいていませんでした。


もちろん、多くの医者は、虚偽ではない範囲で、出来る限り患者のためになる診断書を書こうと思っています。

でも、15年前までの私自身もそうでしたが、内申書に化けてしまうというのは、念頭に入っていません。

その結果、「落ちる内申書」に化けてしまうことになる、「落ちる診断書」を書いてしまうわけです。
 
 

意外にも内申書が入試の合否に影響を与える理由!


大学受験に内申書は関係ないと、世間では言われています。

確かに、これは一面では真実です。

内申書の点数は、都立高校や県立高校など公立の高校受験では大きなウエイトを占めますが、大学受験では合否に関してわずかなウエイトしか占めません。


でも、だから内申書はどうでもいいというと、これも間違いです。
 
間接的に合否に大きな影響を与える場合が少なくないのです。

たとえば、医学部受験は、面接がある場合が増え、今では大半の大学で入試に採用されていますが、面接の前に担当の教官がかならず内申書に目を通します。
 
 

内申書で医学部に落ちる意外な理由とは?


実際に入試の面接を担当した私の友人の医学部教授は、お酒の席で、酔った状態ではありましたが、「内申書を見ちゃうと、そういう気持ちで面接の点数もつけちゃうもんなんだよね」と漏らしていました。
 
どうしてかと尋ねると、彼は、こう答えていました。
 
「俺は病気の診断や治療のプロだ。
 
 面接で人柄を判断するなんて出来っこない。
 
 内申書に頼ったほうが正確な評価ができるんじゃないの・・・」
 
 

主治医に理解させることが合格への鍵!

 

つまり、まとめると、こういうことです。
 
主治医が入試への影響を配慮せずに診断書を書く
 
⇒担任の先生が、そのまんま、内申書に記入する
 
⇒入試の面接担当者が、事前に見た内申書に引きずられて、受験生の発言を曲解する
 
⇒入試に落とされる
 
こうした事態を回避して志望校への合格を勝ち取るポイントはこちらです。
 
 
診断書を書いてもらう前に、主治医に以上のことを伝えた上で、念入りに相談しましょう。
 
この他にも、合格を勝ちとるためには、学校との交渉がとても大事です。

続きは、こちら! ⇒ 学校との交渉編