受験専門の心療内科【本郷赤門前クリニック】合格を勝ち取る勉強法&メンタル管理

最新の脳医学とメンタル医学を応用した受験必勝法を吉田たかよし院長が徹底解説!

【週刊現代に掲載】不登校が治る「栄光浴効果」とは?朝のスポーツ観戦で脳を刺激!

【週刊現代に登場】不登校が治る朝の「栄光浴効果」とは?



 

受験生専門の心療内科 本郷赤門前クリニック 院長 吉田たかよし

 

 

不登校のメンタル医学

 

 

週刊現代に登場】不登校が治る朝の「栄光浴効果」とは?

 

週刊現代に私が取材していただいた記事を掲載され、これについてお問い合わせがあったので、今日はその内容のご紹介です。

 

掲載していただいた記事は、朝にメンタル医学で「栄光浴効果」と呼ばれる作用を脳に与えると、メンタルが元気になり、その日一日、前向きに過ごせるというものです。

 

これは、ストレスマネージメントに役立てられるので、知っておくとよいでしょう。

 

 

この効果は、子どもの不登校対策にも有効です。

 

本当は、学校に行きたい・・・。

 

でも、現実には行けない・・・。

 

そんな不登校の子どものメンタルを「栄光浴効果」で元気にして、学校に登校する心のエネルギーをパワーアップする方法をご紹介しましょう。

 

 

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  朝に心を元気にする「栄光浴効果」とは?

 

不登校の子どもが学校に登校できるようになるには、朝、心が元気になる必要があります。

 

そのために利用できるのが、メンタル医学で「栄光浴(basking in reflected glory)」と呼ばれるものです。

 

 

「栄光浴」とは、 「私の友達の友達がモデルをやっているの・・・」とか、「母校の卒業生にノーベル賞を受賞した学者がいるんだ・・・」とか、社会的に地位や名誉を持った人とのつながりを強調することで、自分の評価や印象を高めようとする行動を指します。

 

でも、現実には、これによって嫌われたり、人間的に小さいヤツだと思われたりして、逆に自分の評価を下げてしまうということは、みなさん、うすうす気づいています。

 

にも関わらず、ついつい、こういう話をしてしまうのは、心の中で成功した人と自分自身を重ね合わせ、あたかも自分自身が成功したかのように感じ、心が高揚するからです。

 

 

栄光浴自体は否定的な文脈で語られることが多いのですが、工夫次第で栄光浴効果はメンタル面のコントロールに積極的に活用できるものなのです。

 

 

  「朝オータニ効果」が心を元気にする理由!

 

今回、私の取材記事を掲載していただいているのは、「心が蘇る朝オータニの威力」という特集です。

 

メジャーリーグ大谷翔平選手が活躍していますが、時差の関係で日本時間の朝に試合が生中継されます。

 

それを見て心が元気になる人が日本列島にあふれていて、私はそれを脳医学の面から解説させていただきました。

 

この効果の鍵を握るのは、脳の「ミラーニューロン」です。

 

これによって、本当は大谷選手が活躍しているのに、それを見た人の脳の中でも、あたかも自分自身が活躍しているという反応が生じているのです。

 

さらに、アメリカ人の中で日本人の大谷選手が活躍することで、同じ日本人という帰属意識が栄光浴の効果を生み出し、心を元気にする作用を増強しているわけです。

 

 

  不登校の生徒が朝の栄光浴効果で学校に通える!

 

週刊現代では、以上のような解説を記事にしていただきましたが、この効果をうまく活用すれば、不登校の生徒が学校に通えるようになります。

 

実は、週刊現代の記者さんにも、むしろ不登校対策の話を時間をとってお話ししたのですが、さすがに、「朝オータニ現象」からは外れるので、こちらの話は記事には漏れていました。

 

残念!

 

でも、ですから週刊現代をお読みになった方も、ぜひ、このブログを読んでいただきたいです。

 

 

私のクリニックを受診している不登校の生徒さんにも多いのですが、不登校になると、昼夜が逆転し、夜中に放映されている海外のスポーツの試合を観戦する機会が増えます。

 

その結果、カウンセリングをすると、心の底からリスペクトし、かつ、心理面で同一化しているスター選手がいる場合が多いのです。

 

特に、年代的に、サッカーやバスケットの試合が好きな生徒さんが多いのですが、その競技で大活躍しているスーパースター選手の栄光浴効果を活用すれば、朝、心を元気にする事ができます。

 

 

  感動的な活躍シーンを見直して学校に登校!

 

おすすめしている方法は、今まで見た試合の中で、その選手が活躍している最も感動したシーンを編集して、コンパクトなハイライト集の動画にしておくのです。

 

そのシーンを見ることによって、朝、心を元気にした上で、登校を試みるわけです。

 

 

ただし、ぼけっと見ていたり、ただ漫然と見ているというだけでは、十分な効果が得られません。

 

気持ちを選手の動きに集中し、自分自身が選手と一体化してスタジアムに立っているという自己暗示を与えることで、メンタルをシンクロさせることができます。

 

 

心が成熟し終えた親から見ると、そんなのは些細な効果にしかないだろう…と考えがちですが、多感な思春期の世代の脳にとっては、効果はかなり顕著です。

 

 

  人間の脳は朝、元気になるように出来ている!

 

実は、人間の脳は、そもそも、朝になると、意欲を生み出す側坐核などの働きが活発になり、自動的に元気になるように出来ています。

 

この作用を利用し、人類は、文明を持つよりはるかに昔から、朝になったら狩りや食物採取に出かけ、それによって大自然の中で生き抜くことができました。

 

現代人が、朝、職場や学校に行けるのも、知らず知らずのうちに、この作用を利用しているのです。

 

しかし、同時に、現代人の脳はストレスを抱え込み、脳の扁桃体が暴走することによって、本来、朝に元気になるはずの脳が、元気になれなくなってしまう人も多数、出てきています。

 

不登校の生徒さんの多くも、その被害者になっているのです。

 

ただし、本来、朝に元気になる脳の性質が完全に失われたわけではないので、元気になるための何らかの試みをすれば、一気に登校できるようになるわけです。

 

 

  朝に心が元気になる様々な方法!

 

朝、学校に行くために心を元気にするための具体的な方法として、

 

・朝だけ限定でゲームをする

 

・朝、コンビニに行って、最も好きなスイーツを買って食べる

 

・朝、大好きなスポーツをする

 

などを呼びかけていますが、今日紹介した方法も、そのひとつなのです。

 

停滞しているだけでは、不登校は解決せず、欠席期間が長くなるだけです。

 

生徒さんがやりたいと思うことで良いので、まずは何か第一歩を踏み出しましょう。

 

 

 

  専門の脳医学で不登校を克服!

 

もちろん、ご紹介した心理的な方法だけで、不登校の方が誰でも学校に登校できるというわけではありません。

 

より確実に不登校を解決するには、磁気のパルスを当てて脳の活動を改善させるなど、脳医学とメンタル医学の専門の治療も必要です。

 

 

私のクリニックでは、不登校から回復できる心療内科プログラムに力を入れています。

 

 

具体的に不登校をどうやって治療していくのか、クリニックのホームページで解説しています。

 

その冒頭だけ、こちらのブログでもご紹介しておきます。

 

不登校になった方、ご家族の方は、ぜひホームページを見てください!

https://www.akamon-clinic.com/不登校/

 

訪問診療で不登校から医学部合格へ



 このページの要点は? 

 ✓  不登校 School Refusal )の本当の原因は、うつ症状である場合が多いので注意してください。

 

 ✓  うつ症状を治療することで、苦痛なく前向きな気分で通学が可能になります!

 

 ✓  特に医師・歯科医師になるには、面接をクリアーするため、不登校からの早期脱却が不可欠です!

 

 ✓  退学や通信制高校に転校した人も、うつ症状さえ治せば、再びエリートの人生に返り咲くことができる秘策があります!

 

 ✓  不登校回復プログラム(Medical Program for  School Refusal)とは、磁気刺激治療とカウンセリングの組み合わせで、不登校からの早期解決が可能になります!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 

 


不登校(School Refusal)の原因はさまざまですが、その背景には、うつ病などメンタル面の不調が隠れている場合が少なくありません。

 

 

弊院では、不登校で退学を余儀なくされた生徒が多い通信制高校と連携し、生徒さんの問診と親御様への聞き取り調査を行いました。

 

そのデータを分析すると、うつ症状なのに本人も親もそれに気づかず、対応が後手後手に回ってしまっているケースがとても多いことが明らかになりました。

 

逆に言えば、うつ症状され取り除けば、再びエリートに返り咲き、医学部合格も視野に入ってくるということです。

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ